【2023年度秋学期】
日本からは縁遠く思えるアフリカ。しかしその暮らしや文化・芸術から、私たちの考え方・生き方を見直すきっかけが得られることもあります。本講座では、前半は西アフリカを対象地域とし、民話の中の紛争回避の知恵や(永井)、フランスのロードムーヴィに見るアフリカへの自由なアプローチ方法(千葉)、児童文学における子どもの自己形成や社会問題の描かれ方(村田)を探ります。後半は、アフリカ文化の理解や影響を国際社会の中に位置づけて考えます。私たちが学ぶアフリカ文化について教育観点から概観したうえで(山ア)、経済への影響(ドンガラ)、現代音楽に見るアフリカの影響や思想的背景について考えます(ママドゥ)。
<開講のねらい>
普段よく目にする報道からは見えづらいアフリカの諸相を紹介します。アフリカの国々や人々との、今後の皆様のつきあい方を考える上でのヒントになれば幸いです。
<関連キーワード>
「アフリカ」「事前知識不要」「文化」「文学」「歴史」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッション 頻度 :毎回
ディスカッション 割合 :三分の一(30分)程度
個人発表 :なし
チーム発表 :なし
ロールプレイング :なし
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
予定講師陣
■永井 敦子(上智大学教授) 第1回担当予定
■千葉 文夫(早稲田大学名誉教授) 第2回担当予定
■村田 はるせ(アフリカ文学研究者) 第3回担当予定
■山ア 瑛莉(上智大学講師) 第4回担当予定
■ジェレミ・ドンガラ(Jérémie Dongala)(経済博士) 第5回担当予定
■ママドゥ・ドゥンビア(Mamadou Doumbia)(コラ奏者) 第6回担当予定