連絡先
上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

1111 人・自然・社会の持続可能性とインテグラルエコロジー

曜日・時間 指定金曜日 18:30〜20:00
開催日 4/14から
回数 6回
講師 コーディネーター 吉川 まみ
テキスト テキスト指定なし(講師より資料配布)
備考 定員40名 ■全ての講義を対面授業形式で実施します (ただし、新型コロナウィルス感染拡大状況により、オンライン講義への変更可能性あり) ※講座のご予約には、あらかじめ当サイトの登録者IDを取得いただく必要があります。初めてご利用される方は【新規登録者ID取得】から、登録者IDを取得してください。 ※本サイトでの申し込みは個人申し込みのみです。アドバイザリーパートナー企業会員、スタンダード企業会員の方は直接事務局までお問い合わせください。
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受講料(税込)申し込み
100,000円 受付期間外です。
【2023年度春学期】  教皇フランシスコが環境問題についての回勅『ラウダート・シ ともに暮らす家を大切に』は、信徒に限らず世界中の多くの人々に広く読まれています。 教皇はこの文書の中で、脆弱な自然と社会の中で弱く貧しくされた人々の密接なつながりを繰り返し強調しています。そして、私たちの本来のあり方として、キリスト教ヒューマニズムにもとづく「インテグラルエコロジー」の概念を提示しています。 「インテグラルエコロジー」とは、かかわり存在としての人間観にもとづくエコロジー概念で、人間が有する4つの基本的な関係軸「自己とのかかわり」、「他者とのかかわり」、「自然とのかかわり」、「神とのかかわり」の本来の調和をしめしています。 本講座では、インテグラルエコロジーを参照しつつ、持続可能な社会をつくるヒントを、ローカルベンチャー事業、困難を抱えた若者の居場所や協働の場づくりに取り組んでおられる方々の実践に学びながら、超越的な次元をふまえてキリスト教人間学的に、持続可能な社会と生きる意味や価値を考えてみたいと思います。 <開講のねらい>   SDGsの取り組みや持続可能な社会づくりは、すべての人々にとって“シチズンシップ(市民性)”にかかわる共通の課題です。本講座では、経済的・技術的アプローチのみならず、超越的な次元をふまえた人間理解に連なる倫理的・社会的アプローチを視野に入れて、多様な次元の持続可能性について考えてみることを重視しています。 <関連キーワード>  「持続可能な社会」「インクルーシブな社会」「社会関係資本」「ソーシャルインクルージョン」「レジリエンス」「ローカルSDGs」「だれ一人取り残さない」「キリスト教ヒューマニズム」「キリスト教人間学」「全人的人間観」「内なる環境」『ラウダート・シ』「インテグラルエコロジー」「教皇フランシスコ」「かかわりの存在と、持続可能な地域の担い手」「シチズンシップ教育」「環境教育」「全人教育」 <ディスカッションの頻度・割合等> 状況に応じて、ディスカッションの可能性あり  個人発表        :なし チーム発表       :なし ロールプレイング    :なし テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい 予定講師陣   ■吉川 まみ(上智大学基盤教育センター教授)   第1回、第2回担当予定   ■山内 幸治(NPO法人ETIC. シニアコーディネーター / Co-Founder) 第3回担当予定   ■白幡 眞生(NPO法人 青少年の居場所 『Kiitosキートス』代表)   第4回担当予定   ■伊藤 幸史(「信州風の家」代表、(宗)カトリック新潟教区 カトリック糸魚川教会 主任司祭)  第5回担当予定   ■ホアン・アイダル, S.J.(上智大学神学部教授、イエズス会司祭)  第6回担当予定 *参考文献 教皇フランシスコ著, 『回勅ラウダート・シ ともに暮らす家を大切に』(瀬本正之・吉川まみ訳, カトリック中央協議会,2016年発行) 1,400円+税 ISBN978-4-87750-199-0 C0016