【2024年度春学期】
世界的にSDGs, ESG, 気候変動などに代表される社会課題を持続的な形で解決していく「サステナビリティ経営」が注目されており、サステナビリティは21世紀の国や企業の競争力を高めていく上で最も重要な概念と言えます。
一方、サステナビリティはCSRやIRの分野であり、売上達成を必須とする本業とは無関係という意見や、経営者は外向きには発信しているものの社内では具体的な活動にはなっていないという例もあるようです。
当コースでは、そのような状況を踏まえた上で、世界各国の先進事例を共有しながら具体的な社会課題を一つ取り上げ、課題解決を目指すイノベーションプロセスを実践していきます。その際に、イノベーション・マネジメメントシステムの国際規格であるISO56002の考え方や、システム思考やデザイン思考の要素も取り入れながら、大企業からイノベーションを興す方法論も習得していきます。
<開講のねらい>
具体的な社会課題を軸に、毎回がレクチャーとワークショップの組み合わせ(50:50)であり、他参加者との積極的な意見交換や協働作業を通して皆さんの視点を大きく広げていくことを目指します。
<関連キーワード>
「SDGs」、「ESG」、「気候変動」、「シナリオプランニング」、「ビジネスモデル」、「デザイン思考」、「システム思考」、「ビジネスモデル作り」、「ビジネスモデル仮説作り」、「ビジネスモデル仮説検証」、「イノベーション・マネジメントシステム」、「ISO 56002」、「リーンスタートアップ」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッション 頻度 :毎回
ディスカッション 割合 :半分(45分)程度
個人発表 :講座期間中に1度はあり
チーム発表 :毎回あり
ロールプレイング :講座期間中に1度はあり
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
予定講師陣
■西口 尚宏(上智大学特任教授) 全6回担当予定