【2024年度秋学期】
アジアには、古くから仏教、キリスト教、イスラムなど世界の主な宗教が進出しています。加えて各地域では、ヒンドゥー教をはじめ独自の民族宗教、民俗宗教が広く信仰されています。たとえば、私たちはインドといえばヒンドゥー教、インドネシアはイスラム、タイは仏教、フィリピンはキリスト教の国というようなイメージを持っていますが、実際にはそれぞれ国や地域の宗教構成、宗教事情は多様で複雑です。同じ国や地域のなかでも民族や歴史によって異なることもあります。
この講座では、各地域で長期間の調査研究経験をもつ講師が、それぞれの地域の宗教事情、宗教文化、宗教と社会のありようをわかりやすく解き明かします。
<開講のねらい>
宗教というテーマは紛争や対立のきっかけになることもあり、相手国や地域の方々と議論することが難しい場合もあります。アジアの社会をより深く理解するために、アジアの宗教についての基礎を学びます。
<関連キーワード>
「毎回質疑応答とディスカッションあり」、「事前知識なくても受講OK」、「アジア」、「宗教」、「イスラム」、「仏教」、「キリスト教」、「ヒンドゥー教」、「民俗宗教」、「宗教対立」、「宗教の共存」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッション 頻度 :毎回
ディスカッション 割合 :三分の一(30分)程度
個人発表 :なし
チーム発表 :なし
ロールプレイング :なし
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
予定講師陣
■山岡 三治(上智大学名誉教授) 第1回担当予定
■福武 慎太郎(上智大学総合グローバル学部教授) 第2回担当予定
■サリ・アガスティン(上智大学総合グローバル学部教授) 第3回担当予定
■寺田 勇文(上智大学名誉教授) 第4回担当予定
■岡田 紅理子(ノートルダム清心女子大学専任講師) 第5回担当予定
■櫻田 智恵(上智大学総合グローバル学部助教) 第6回担当予定