【2022年度秋学期】
世界最小国家バチカンの国際的役割について、日本においてバチカンを最もよく知る講師陣を迎えて考察する。 歴代教皇の役割、現代国際政治においてなぜバチカンが影響力を持ちうるのか。 また、教皇を頂点とするカトリック教会と現代世界についても考える。 昨年の講義では、2019年の教皇来日以後高まりを見せる教皇フランシスコの役割や、現代史政治史上の役割、とくにアメリカ大統領選挙におよぼす米国カトリックの影響などをみた。
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「バチカン」「ローマ教皇」「外交」「国際関係」「歴史学」「文明論」「カトリック教会」
予定講師陣
■菅原 裕二(教皇庁立グレゴリアナ大学法学部教授)*オンラインで登壇予定 第4回担当予定
■上野 景文(文明評論家 元駐バチカン日本大使) 第2回、第3回担当予定
■松本 佐保(日本大学准教授) 第5回、第6回担当予定
■川村 信三(上智大学文学部教授) 第1回担当予定
*参考文献
上野景文 『バチカンの聖と俗―日本愛しの一四〇〇日』 (鎌倉春秋社)
松本佐保 『バチカンと国際政治―宗教と国際機構の交錯』 (千倉書房)