【2022年度秋学期】
日本からは縁遠く思えるアフリカ。しかしその暮らしや伝統や文化・芸術から、私たちの考え方・生き方を見直すきっかけや、アフリカでのビジネスをより円滑に進めるヒントが得られることもあります。
そのような関心から本講座では西アフリカ(フランス語圏)を主たる対象地域とし、民話に見られる人間観、世界観を学び(永井)、フランスの映画制作者、作家、日本の文化人類学者のフィールド研究における一人称的アプローチの可能性を探り(千葉)、ベナンの絵本作家・挿絵画家の作品と語りから、その人生を切り拓く姿勢を学びます(村田)。
また、音楽や文学の表現からアフリカの思想や叡智にも迫り、アフリカの人々を取り巻く環境の理解にどのように生かされるか、その意義や展望を考えます。
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「アフリカ」「事前知識不要」「文化」「文学」「歴史」
予定講師陣
■永井 敦子(上智大学教授) 第1回担当予定
■千葉 文夫(早稲田大学名誉教授) 第2回担当予定
■村田 はるせ(アフリカ文学研究者) 第3回担当予定
■山ア 瑛莉(上智大学講師) 第4回担当予定
■Mamadou Doumbia(コラ奏者) 第5回担当予定
※講師変更:Mamadou Doumbia→Jérémie Dongala
■Jérémie Dongala(経済博士) 第6回担当予定
※講師変更:Jérémie Dongala→前川 純亮
※事前課題 詳細について
第1回 事前配布する、西アフリカの民話2、3個の日本語訳を読んでおく。
第2回 事前配布する論文、千葉文夫著「グリオールとレリスのあいだに––––ドゴンの儀礼をめぐるルーシュの映像誌」を読んでおく。
第3回 事前配布するコラム、村田はるせ著「夢の「種」を育てた人々––––西アフリカの挿絵画家が教えてくれたこと」を読んでおく。
第4回 事前配布する解説1本を読む
第5回 事前共有する音楽資料を一点聴く
第6回 事前配布する資料1本を読む