※新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮し、4〜5月の講座実施は見合わせることとなりました。延期となりました開講日については決定次第、ご案内いたします。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。(2020.3.31 プロフェッショナル・スタディーズ事務局)
近年歴史学の分野で注目されているグローバル・ヒストリーの視点を用いて、広域に影響を及ぼした歴史的現象や事例について考察します。グローバル・ヒストリーの特徴は、一国史の枠組みにとらわれず、国境を越えて移動するモノ・人・思想などを研究対象とすることで、地域・世界の「つながり」を歴史的に明らかにしていくプロセスにあります。この歴史学的探求は、単に過去を理解することではなく、私たちが生きる現代との「つながり」を見いだすプロセスでもあります。
今回の講義では、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカ、アジア・太平洋地域などを舞台とし、それぞれの地域の専門家が越境的テーマ(例:環境、移民、ジェンダー、衣食)をグローバル・ヒストリーの視点から読み解いていきます。さらには、そのアプローチを現代社会の課題にどのように応用できるかについても考えていきます。
予定講師陣
■小塩 和人(上智大学教授)
■岩崎 えり奈(上智大学教授)
■石井 紀子(上智大学教授)
■佐々木 一惠(法政大学教授)
■杉浦 未樹(法政大学教授)
■飯島 真里子(上智大学准教授)