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【コーディネーター・講師】
原 敬子 上智大学神学部神学科准教授
1965年広島生まれ。広島大学大学院修了、
Institut Catholique de Parisにて司牧神学修士、
上智大学大学院神学研究科にて神学博士号取得。
実践神学、信仰教育、カテキズムを研究領域としています。
援助修道会会員。上智大学神学部准教授。真生会館評議員。
オリエンス宗教研究所発行『福音宣教』編集委員。
専攻/実践神学
著書『キリスト者の証言ー人の語りと掲示に関する実践基礎神学的考察』(教文館2017)
共編著『「若者」と歩む教会の希望ー次世代に福音を伝えるために−
2018年上智大学神学部夏期神学講習会講演集』(日本基督教団出版局2019)
【講師】
杉谷 剛 東京新聞編集局社会部
山脇 由貴子 心理オフィス代表、家族問題カウンセラー、子育てアドバイザー、心理カウンセラー
島薗 進 上智大学大学院実践宗教研究科委員長、同グリーフケア研究所・所長
雨宮 処凛 作家・活動家
小松原 織香 同志社大学嘱託講師
赤石 千衣子 NPO法人しんぐるまざあず・フォーラム理事長
橋 幸美 電通過労自殺 橋まつり母、厚生労働省過労死等防止対策推進協議会委員
川人 博 弁護士、過労死弁護団全国連絡会議幹事長
結城 康博 淑徳大学総合福祉学部教授
塩川 隆史 有限会社 ナイスケア
伊藤 和子 弁護士、NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局長
坪井 節子 社会福祉法人カリヨン子どもセンター理事・弁護士
だれでも、自分が不当に差別され、無視されて、自分の尊厳や人権が脅かされていると感じたことがあるのではないでしょうか。そんな時、自分を守るためには知識と、何よりとても勇気と忍耐と努力がいると思い知らされたのではありませんか? そして、悩んでいる「私の話」を親身になって聞いてくれる人が、どんなに欲しかったことか・・・
友人や知人に相談された時も大変です。その人の気持ちや置かれている状況、その人の生き方や生い立ちの物語に耳を傾けながら、寄り添い、支援しなければならないからです。
また、私たちは自分では気が付かないうちに、差別や人権侵害の傍観者、加害者になっていることもあるのではないでしょうか。
今回は、私たちのライフサイクルで出会う様々な差別や人権侵害を取り上げ、当事者として、相談を受けたものとして、また、一市民として、どう向き合えば良いのか、何ができるのか・・・人権とケアにかかわる当事者、有識者のお話しを聞き、受講者のみなさまと共に考えてみたいと思います。