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【コーディネーター・講師】
田中雅子 上智大学総合グローバル学部教授(左)
博士(開発学) 社会福祉士
滞日ネパール人のための情報提供ネットワーク コーディネーター。大学卒業後、民間企業勤務を経て、1995年から2009年まで南アジアと西アフリカでNGOなどを通じて国際協力の実務に従事。2010年より大学で教鞭をとるかたわら、移住者支援や調査に関与。
専攻/ジェンダー論、NGO/NPO論、国際協力論、南アジア地域研究。
著作/『ネパールの人身売買サバイバーの当事者団体から学ぶ―家族、社会からの排除を越えて』上智大学出版、2017年ほか。
ホームページアドレス/ https://sophia.academia.edu/MasakoTanaka
メールアドレス/ mtanaka@sophia.ac.jp
【講師】
沢田 貴志 港町診療所所長 シェア=国際保健協力市民の会副代表(右)
千葉大学医学部卒業。東京厚生年金病院勤務後、1991 年より港町診療所に勤務し多数の外国人の診療も行う。NPO で外国人の無料健康相談、自治体と連携した医療通訳制度の構築などに関与。現在、東京大学大学院など4大学で非常勤講師。
長瀬アガリン KAFIN飯能代表
齋藤百合子 明治学院大学国際平和研究所研究員
荒井アオイ TAWAN(在日タイ人の健康をサポートするグループ)書記
鵜川晃 大正大学人間学部人間環境学科准教授
ガンガ・デビ・ダンゴール・栗原 滞日ネパール人のための情報提供ネットワーク代表
日本で暮らす外国出身者や外国につながる若者・子どもたちは年々増加しています。2019年春以降の新たな在留資格の創設によって、来日する外国人は一層増えることが予想されます。外国からやってきた女性たちは、それぞれのライフステージの中で、どのように健康に留意し、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)や子育てを実践しているのでしょうか。彼女たちは、日本で十分な情報やサービスは得られているのでしょうか。
この講座では、彼女たちが自分の文化や宗教、習慣の中で大切にしていること、譲れないこと、日本で違和感をもつことは何かを、当事者と研究者、実務者が語ります。
医療、看護、保育、福祉、教育、行政などの現場で働く専門職のみなさん、NGOや地域の国際交流協会などを通じて相談や通訳として在日外国人女性と関わる支援者の方、また、移住をとりまく課題に関心をもつ一般市民や学生のみなさん、移住女性の健康について、共に学びましょう。