【講師プロフィール】
坂口 世良(さかぐち せら) 上智大学非常勤講師
国籍 / 日本
専門分野 / オスカー・ワイルド
メッセージ /
トルコの作家エリフ・シャファクは新しい言語を話すことに関して、思うように言いたいことが言えずに常にもどかしさを感じるが、それを恐れなければ、もどかしさも刺激になる、と言っています。「話せない」とできないことに落胆するのではなく、簡単なことでも「話せる」と自信をもって学ぶことが大切であると思います。皆さんが刺激を感じつつ、楽しく英語を学ぶことができるよう授業を進めていきたいと思います。
【学習内容】
映画を使い、リスニングの練習を行い、様々な会話表現を学びます。使用するのはアメリカ映画『扉をたたく人』(The Visitor,2008年)です。音楽を通して大学教授のウォルターとシリアからの移民タレクが心をかよわせ、友情を育む姿を描いた作品です。また、監督トーマス・マッカーシーと主演の2人の役者リチャード・ジェンキンスとハーズ・スレイマンのインタビューを聞き読むことにより、英語と共に映画の理解を深めます。
【学習方法】
授業では主に3つのactivityを行います。
@映画のシーンを使ってリスニングの練習を行います。
A脚本を読み、様々な表現を学びます。
B学んだ表現を使って会話の練習をします。
講師の説明は英語と日本語で行います。
【学習形態】
講師の解説とペアワーク(時にグループワーク)
【受講者に期待する達成レベル】
様々な表現を用いて英語で話すことができるようになること、そしてスクリプトを見ながら、映画の台詞を聞き理解することができるようになることを目指します。