【コーディネーター・講師】
蘭 信三 上智大学総合グローバル学部総合グローバル学科教授
研究分野/社会学
著 作/
『帝国崩壊とひとの再移動−引揚げ、送還、そして残留』 蘭 信三、外村大、李淵植、福本拓、李海燕 [他] 勉誠出版 2011/09/10
『中国残留日本人という経験−「満洲」と日本を問い続けて』 蘭 信三、庵谷磐,猪股祐介,呉万虹,倉石一郎,高橋朋子[他] 勉誠出版 2009/09/20
ほか多数
【講師】
石原 俊 明治学院大学社会学部教授
西村 明 東京大学大学院人文社会系研究科准教授
福間 良明 立命館大学産業社会学部教授
佐藤 文香 一橋大学大学院社会学研究科教授
一ノ瀬俊也 埼玉大学教養学部教授
野上 元 筑波大学人文社会系准教授
遠藤 美幸 神田外語大学外国語学部講師
山本 めゆ 日本学術振興会特別研究員PD
(1)戦後73年となり戦争経験者が社会の中核から退き、戦争へのリアリティもなくなってきました。グローバル化のなかでナショナリズムが台頭し、SNS等の新たなコミュニケーション媒体がもたらす状況も相まって、いま私たちが戦争を考えることは非常に難しくなっています。そこで、戦争と社会研究を切り拓いている気鋭の講師陣を招き、多角的視点から戦争と社会について講じてもらいます。なお、本講座は、世代・ジェンダー・国籍をこえ、講師の議論を導きとしつつ、受講生の皆さんと論じあうことも目的としています。
(2)各回のタイトルにありますように、本講座では先のアジア・太平洋戦争をどのように経験し、戦後日本社会がどのように考えてきたかを主題にします。講義の前半時間は講師が講義し、後半は受講生と講師の質疑に当てます。受講生の積極的な参加が望まれます。