私たちは日用品から芸術作品に至るまで様々なモノを目にします。これらのモノは”目”で見ていますが、実際に見ているものを理解しているのは私たちの”脳”です。この講座では、脳がものを見る基本的な仕組みとそれに関わる最新の脳研究についてご紹介いたします。この講座では、まず実際に画面上に存在しないモノが見えてしまうような錯視と呼ばれる現象を体験していただきます。次に、ヒトの脳を研究する上で近年広く用いられている脳機能イメージング法(脳波 EEG、脳磁図 MEG、機能的核磁気共鳴画像法 fMRIなど)の基本的な内容とそれぞれが持つ特長についてご説明いたします。最後に、これらの脳機能イメージング法を用いた近年の視覚研究について、これまでの自身の研究成果も踏まえながらご紹介いたします。今回の講座が、”私たちがモノを見ている際の脳内での視覚情報処理とその不思議”について考えていただく良い機会になれば幸いです。
※今回の講座内容は、昨年度に同じ講座名で開講された際のものと基本的に同じものになります。
◆脳科学シリーズパック(全2講座/一般4,000円、本学学生2,000円)を受講される場合は、以下URLからお申込ください。なお、パック料金でお申込された場合は、キャンセル時に返金できませんのでご注意ください。
https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=91363 |