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< 講座概要 >
わが国での学校心臓検診は1954年に大阪で始まりました。当時はリウマチ熱による弁膜症を発見することが目的でした。1958年には学校保健法が制定され、「就学時に健康診断を行い、心疾患の発見に努めること」と定められました。
さらに1995年からは小学校1年生、中学校1年生、高校1年生に心電図検査が義務付けられました。私は1999年より学校心臓検診で実施された心電図判読に参画していますが、既に25年以上が経過しました。
一般的に大病院に所属するような我々小児循環器医は、難しい心疾患の患者様だけを対象としていると思われがちですが、学校教育における児童・学童の健康増進のために積極的に活動しています。具体的には子供たちの学校生活内での危急的事例の発生や死亡事故を未然に防ぐべく、小・中・高校の1年生全員に校医による聴診を含めた診察と、心電図検査の実施による疾患の早期発見を行っています。八王子医師会でも同様に、学校で実施された心電図を学校医と心臓検診委員会委員が一次検診にて判読・判定を行い、必要に応じ専門医による二次検診を行うシステムがきちんと構築されており、学校生活中の事故を未然に防いでいます。(八王子医師会ホームページより)
これら子供たちを守るために学校医・小児循環器医が実際に行っている活動についてご紹介させていただきます。
< 受講生へのメッセージ >
少子化に伴い、生徒の数は年々減少傾向ですが、学校で発生する事故は決してなくなりません。市民の皆様が、医療従事者でなくとも、児童・生徒の安全を守るためにできることについて、お話しさせていただきます。
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