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< 講座概要 >
社会保障の源流は貧困対策でした。このため、社会保障法の基本的な仕組みは金銭給付が中心です。しかし、社会が成熟すると、健康はお金で買えないと言われるように、社会保障のあり方として金銭給付だけでは満足できなくなります。
そして、近年では社会保障法はより多様化をみせます。その背景には、介護や子育てを社会全体で支えるといった政策であったり、発達障害などの新たな疾病の発見によって従来あまり接点がなかった分野(教育など)にも社会保障の必要性が議論されていることなどがあります。
本講座では、こうした変容・変化を続けていく社会保障法の基本的な構造を理解して、現在の社会が抱える問題から今後、どのような社会保障が必要となるかなどを考えることを目的とします。
第1回 社会保障法の歴史と日本における展開(貧困対策から「安心できる社会」対策へ)
第2回 社会福祉基礎構造改革後の社会福祉の現在地と課題
第3回 多様性のある社会と社会保障(近親婚・同性カップルを素材に)
第4回 少子高齢化社会における社会保障
< 受講生へのメッセージ >
初心者向けです。教科書はありません。毎回レジュメを配布します。参考書としては、山田晋『社会保障法入門 生活保障の原理で学ぶ』(嵯峨野書院、2025年、2300円+税。個人的には深みがあるのに読みやすい一冊だと思います)です。
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