韓国の子どもの本の出版文化
〜その哲学と歴史〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
 1990年: 韓国初の子どもの本の専門書店「チョバン(초방)」オープン  1991年: 農村共同体を運営する「ポリ(보리)」創設  1994年: 海外の優れた児童書を翻訳出版する「ピリョンソ(비룡소)」   〃 : 世界に向けて発信する「チェミマジュ(재미마주)」創設  1995年: 国内作家を育てた「キルボッオリニ」創設   〃 : 民主化運動と連帯する市民読書運動団体「オリニ図書研究会」による『推薦図書目録』創刊   〃 : 国際児童図書評議会・韓国支部「KBBY」発足   〃 : 世界的な著作権条約「ベルヌ条約」批准  このように、90年代以降、大きく発展した韓国の子どもの本の出版文化について、そこに込められた哲学と歴史的背景を考察します。
< 受講生へのメッセージ >
 私が初めて<韓国>に出会ったのは1988年、ソウルオリンピックの年です。ハングル文字を見たのも、韓国語の響きを聞いたのもこの時が初めてでした。そしてこの年、韓国人作家による初めての現代韓国絵本が誕生しました。それから30年以上が経過して、小さなノーベル賞とよばれる国際アンデルセン賞を受賞する絵本作家(スージー・リー、2022年受賞)が生まれ、ついにノーベル文学賞受賞作家(ハン・ガン、2024年受賞)も生まれた韓国。歴史的にも日本と関係の深い、隣人の暮らしと文化に興味は尽きません。
分野文化
期間2026/07/13(月)
曜日・時間月曜日 10:20〜11:50
回数1回
講座提供機関東京純心大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考場所:12階 第1セミナー室 定員56名
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2026/07/13(月) 10:20〜11:50

【講師紹介】
大竹 聖美
看護学部 看護学科 教授 韓国児童文学翻訳・研究。白百合女子大学大学院文学研究科児童文学専攻修士課程修了後、日韓文化交流基金訪韓研究員、大韓民国政府招聘留学生としてソウル・延世大学校大学院教育学部博士課程にて博士(教育学)学位取得。アジア児童文学日本センター理事、韓国児童文学学会国際理事、 韓国児童青少年文学学会国際理事、日本ペンクラブ・日本文藝家協会会員。韓国の優れた絵本の翻訳、講演等多数。 著書:【単著】『植民地朝鮮と児童文化』(社会評論社)/【共著】『絵本の絵を読む』(ミネルヴァ書房)、『絵本をひらく』(人文書院)、『10歳の質問箱』(小学館)、『いま、この研究がおもしろい』(岩波ジュニア新書)など。/【翻訳】『チェクポ』『トッケビとどんぐりムク』(ともに福音館書店)、『とらとほしがき』『ぼくって、ステキ?』(ともに光村教育図書)、『非武装地帯に春がくると』(童心社)、『わたしたちのケーキのわけかた』(偕成社)、『ゆきだま』(ほるぷ出版)など。
料金区分受講料
一般 0円