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< 講座概要 >
源氏物語には800首近い和歌が含まれています。和歌は、その機能によって贈答歌、独詠歌、唱和歌の3つに分類されますが、源氏物語の作者は、この和歌の機能を見事に活かしてすばらしい作品を書き上げています。この講座では、それらの和歌に焦点を当てながら、源氏物語を読み進めていきますが、物語の和歌は、その和歌がどのような場面で、どのような心理状態で詠まれているのかを知らなければ、和歌そのものの意味も正しく読みとることができません。従って、和歌だけでなく、その前後の文章や物語の流れも読んでいくことになります。
今期も、夕霧巻の続きを読む予定です。
夕霧巻の主人公は、巻名が示す通り、光源氏の長男夕霧大将です。夕霧といえば、自他共に認める「まめ人」(真面目人間)として語られてきました。それは、すでに中年に差し掛かっている今でも変わりません。
ところが、この「まめ人」夕霧が、なんと、自らの感情を抑え切れないような恋に落ち入ってしまいました。恋の相手は、落葉の宮。親友柏木の未亡人、朱雀院の第二皇女。
「まめ人」の恋物語は、「まめ人」ゆえに引き起こされる、すれ違い(心理的にも、物理的にも)や、悲劇を生み出してしまいます。しかし、夕霧は恋の成就を諦めず、突き進みます。果たして、その結末は、如何に?
※本講座は「源氏物語の和歌(41)Bコース」と同じ内容です。Bコースに同時にお申込みはできません。
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