中国最古の正史『史記』より学ぶ中国古代史

講座番号: 04-07

< 講座概要 >
 本講座では、中国最古の正史(国家公認の歴史書)として有名な『史記』をもとに、紀元前8世紀〜紀元前2世紀の中国に関するさまざまなエピソードをご紹介します。『史記』の編纂者である司馬遷(しばせん)、「傾国の美女」の代名詞である襃姒(ほうじ)、史上初めて中国を統一した始皇帝、背水の陣を用いて大軍を撃破した名将・韓信(かんしん)、夫の愛人を残忍な方法で殺害した悪女・呂后(りょこう)といった人物を取り上げることで、中国古代史の魅力を存分に感じて頂こうと考えています。  授業計画は以下の通りです。 1、『史記』はどのようにつくられたのか?     ――中国古代の人々の情報リテラシー 2、襃姒伝説はどのように成立したのか?   ――「傾国の美女」の正体とは 3、秦の始皇帝は暴君だったのか?   ――秦帝国に関する歴史研究の問題点 4、韓信はなぜ背水の陣をしいたのか?   ――「国士無双」と呼ばれた名将の苦悩とは 5、呂后は本当に夫の愛人を「人ブタ」にしたのか?   ――高祖劉邦の妻が悪女になった理由
< 受講生へのメッセージ >
教科書はありません。中国の歴史に詳しくない方でも理解できるよう配慮するつもりですが、事前に予備知識を身につけたいという方は、以下の書籍をおすすめします。 ・横山光輝『史記』全 11 巻(小学館、2011 年)*漫画 ・渡辺精一『図説 地図とあらすじでわかる!史記』(青春出版社、2025 年) ・鶴間和幸『中国の歴史3 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国』(講談社、2020 年)
分野歴史
期間2026/04/11(土)〜2026/08/08(土)
曜日・時間土曜日 10:20〜11:50
回数5回
講座提供機関帝京大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考受付終了
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2026/04/11(土) 10:20〜11:50
2026/05/09(土) 10:20〜11:50
2026/06/13(土) 10:20〜11:50
2026/07/11(土) 10:20〜11:50
2026/08/08(土) 10:20〜11:50

【講師紹介】
楯身 智志
文学部 史学科 准教授 國學院大學文学部史学科から早稲田大学大学院文学研究科へ進学後、2011 年に博士(文学)を取得。 早稲田大学本庄高等学院・早稲田大学文学学術院非常勤講師、中央大学文学部兼任講師などを経て現職。 研究テーマは中国古代政治史・制度史。文献や竹簡・木簡や墓葬などを利用し、秦・漢代の身分制度である二十等爵制や地方統治制度の郡国制を検討することで、中国古代の皇帝支配体制の実態について研究している。 著書:(単著)『前漢国家構造の研究』(早稲田大学出版部、2016年)、(共著)工藤元男編『睡虎地秦簡訳注――秦律十八種・效律・秦律雑抄』(汲古書院、2018年)、柿沼陽平ほか『岳麓書院蔵秦簡「為獄等状四種」訳注――裁判記録からみる戦国末期の秦』上下(平凡社、2024年)など
料金区分受講料
一般 4,000円
学生 2,000円