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< 講座概要 >
【授業方法】
パワーポイントを使用した講義を中心に授業を進める。また、理解を深めるために授業中の演習問題や課題により実学に基づく専門能力を身につける。さらに、地球環境に関するデータを読み解くことによって,分析・評価能力が育成されるように工夫されている。毎回の授業では、出席の確認をかねた小課題を課すことによって,自律的な学びを定着させる。ノートPCが必要である。
【履修上の注意】
この科目の受講のために前もって履修が必要な科目は設定していないが,基本的な化学についての講義,および,基本的な化学実験を経験していることが望ましい。
【準備学習】
予習のための講義資料をMoodleに掲載しているので,事前に目を通しておくこと(予習60分)。また,授業のキーワードを復習するとともに,各回の授業内容の理解についての確認問題をMoodleから提出すること(復習180分)。
【教科書】 指定しない
【参考書】
松本淳著「はじめての大気環境化学」コロナ社(2015)
D.J.ジェイコブ著「大気化学入門」東京大学出版会(2002)
小倉義光著「一般気象学」東京大学出版会(2016)
山ア友紀著「地球環境学入門」講談社(2020)
【授業計画】
第1回: 地球大気の組成
第2回: :大気の垂直分布
第3回: 分圧と雲の形成
第4回: 大気の安定度
第5回: 気圧と気象
第6回: 地球規模での大気の循環と世界の気候
第7回: 二酸化炭素の存在量と循環
第8回: ここまでの授業の理解度の確認と復習
第9回: 地球の熱収支を考えるために必要な黒体の輻射について学ぶ
第10回: 地球の公転軌道と地球の温度
第11回: 太陽活動と地球の温度
第12回: 気体分子による放射の吸収
第13回: 温室効果と地球の放射
第14回: 放射強制力による地球温度の上昇
【持ち物】 ノートPC
< 受講生へのメッセージ >
本授業「地球環境科学」では、私たちの身近な天気や気候を手がかりに、地球の環境がどのようなしくみで成り立っているのかを学ぶ。大気の成分や高さによる違い、雲ができる理由、気圧や風の関係などを基礎から解説し、世界の気候の特徴へと理解を広げていく。後半では、太陽のエネルギーや地球の温度、二酸化炭素や温室効果といった話題を取り上げ、地球温暖化を科学的に考える。数式を多用せず、図や具体例を用いながら、地球環境を正しく理解するための基礎知識を身につけることを目標とする。
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