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< 講座概要 >
講座内容:
この講義では、美術作品を観ながら、古代における西洋美術の流れを把握すること、および美術と社会との関係性を知ることを目的としています。
そのため最初に、あらゆる美術史学への導入として、「美術とは何か」「何のために美術史を学ぶのか」について学びます。そこで美術作品の見方、読み方を身につけたうえで、古代における美術と文明との関わりを具体的に見ていきます。
作品名や画家といった固有名詞や制作年代などの諸データを記憶すること自体にさして意味はありません。むしろ、ある美術作品がなぜその時代に、その地域と社会において制作されたのか、またなぜその主題や技法が選択されたのか思考できるようになることを履修目標とします。
授業計画:
1) 美術史とはなにか。記号とイメージ、アイコンとシンボル
2) スケッチとディスクリプション
3) 擬人像とアレゴリー/文明のはじまり、食と農耕
4) 定住と都市:横穴と竪穴、巨石建造物
5) ミイラ、最初期の絵画としてのヒエログリフ
6) シュメール神話とエジプト神話
7) エーゲ文明、ギリシャのポリスと大ギリシャ、建築のオーダー
8) アレクサンドロス大王とヘレニズム/ローマの形成
9) ローマの共和化と拡大
10) ギリシャ建築とローマ建築、ドムス式住居/君主制、上下水道
11) 街道、コロッセオとチルコ・マッシモ、五賢帝
12) ハドリアヌス帝治下の大事業
13) 古代の服飾文化、フレスコとモザイク、テルマエ・ロマエ
14) 理解度のチェック
※7月20日は祝日開講です。
< 受講生へのメッセージ >
授業では、美術史を学ぶための基礎的なスキルを習得しますが、その回だけペアワークがあります。
授業はパワーポイントを用いておこなわれます。講師が説明した内容を自分なりにまとめて書きとめ、スライドを簡潔にスケッチしながらノートを作っていきます。
また、講師から授業中に出される質問事項に対し、それまでの学習をふまえながら適宜解答を推測する実戦学習もおこないます。
予習は特に必要ありませんが、ノートを見直し、わからない事項があれば、事典や画集、図鑑などで積極的に調べるようにしてください。
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