ナチス第三帝国の興亡
〜ヒトラー独裁体制の内実〜

講座番号: 12-05

< 講座概要 >
 2025年度前期は、第一次世界大戦後の(ドイツ)ヴァイマル共和国を取り上げ、民主的な憲法を掲げたヴァイマル体制が、何故挫折したのかを見てまいりましたが、今回は、その体制が崩壊した、1933年1月30日の、ヒトラーのドイツ首相就任から、1945年5月7日の、ナチス第三帝国崩壊までを見ていきたいと思います。  いま世界的に民主主義体制は崩壊の危機にあると思います。第一次世界大戦後のドイツの、民主主義的なヴァイマル共和国がなぜ崩壊し、その後のドイツ第三帝国も壊滅したのか、を考えることは、今を生きる我々にとっても、重要なテーマであると考えます。 各回のテーマは次の通りです。 1. ヒトラーの首相就任から、1934年独裁体制確立へ 2. ユダヤ人迫害と侵略戦争への準備(東方政策) 3. ヨーロッパの周辺国侵略 4. 第二次世界大戦惹起 5. 独ソ戦 6. ナチス第三帝国の崩壊
< 受講生へのメッセージ >
 教科書はありません。参考書には、『独ソ戦』(大木毅著 岩波新書1785 860円+税)、『ナチ親衛隊(SS)』(バスティアン・ハイン著 中公新書2795 1,000円+税)を挙げておきます。  またこのテーマは再三再四、テレビでも取り上げられております。番組を視聴されることをお勧めします。
分野歴史
期間2025/12/13(土)〜2026/01/31(土)
曜日・時間土曜日 10:20〜11:50
回数6回
講座提供機関明星大学
会場学園都市センター
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/12/13(土) 10:20〜11:50
2025/12/20(土) 10:20〜11:50
2026/01/10(土) 10:20〜11:50
2026/01/17(土) 10:20〜11:50
2026/01/24(土) 10:20〜11:50
2026/01/31(土) 10:20〜11:50

【講師紹介】
岡田 恒雄
明星大学 名誉教授 専攻はドイツ演劇(ヴェーデキント、ブレヒト、J.M.R.レンツなど)ですが、ブレヒトとの関連でヒトラーやナチス第三帝国の研究もしております。ドイツと日本の伝統演劇の比較もしております。 最終学歴は、1983年3月早稲田大学大学院博士後期課程ドイツ文学専攻単位取得済み満期退学です。 著書:『演劇の「近代」 近代劇の成立と展開』中央大学人文科学研究所 編(共著)1996年発行 など
料金区分受講料
一般 5,000円
学生 2,500円