新・多摩と八王子の江戸時代(6)
〜地域の歴史と文化を探る〜

講座番号: 10-11

< 講座概要 >
 本講座では、八王子と八王子が位置する多摩地域における江戸時代の歴史と文化について講義します。多摩地域と八王子の江戸時代は、天正18年(1590)6月の八王子城落城によって始まり、慶応4年(1868)6月の八王子千人隊の解体をもって終わります。この時代についてはこれまで多くの研究蓄積がありますが、特に本講座では、歴史事象を語る古文書などの史料を通して、5〜6年かけて多摩地域と八王子の新しい江戸時代史像を描いていくことにしたいと思います。  本講座は2011年度から毎回テーマを変えて48回開講し通史的に講義してきました。その講義は2022年度で終了しましたが、受講生からの要望もあり2023年度から新たな知見や研究成果を盛り込み再スタートさせました。今回は以下のテーマで江戸時代前期〜中期における多摩地域と八王子の歴史について講義することにします。 【講義テーマ】 第1回 享保改革と農民出身代官の活躍 第2回 高尾山薬王院の歴史と文化財 第3回 高幡不動の歴史と文化財 第4回 武蔵御嶽神社の歴史と文化財 【教科書】   無し。毎回レジメを配布し、随時、参考文献などを紹介します。
< 受講生へのメッセージ >
 現在、その土地で育まれてきた個性豊かな歴史と文化遺産を活かしたコミュニティづくりが日本各地で取り組まれています。この機会に本講座を受講し、地域の歴史や文化遺産を再発見し、自分たちの住む街の明日を考える糧にしていただければ幸いです。
分野八王子学
期間2025/10/14(火)〜2025/12/09(火)
曜日・時間火曜日 13:30〜15:00
回数4回
講座提供機関八王子学園都市大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考託児利用可
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/10/14(火) 13:30〜15:00
2025/11/11(火) 13:30〜15:00
2025/11/18(火) 13:30〜15:00
2025/12/09(火) 13:30〜15:00

【講師紹介】
馬場 憲一
法政大学 名誉教授 八王子市千人町に生れる。法政大学大学院人文科学研究科修了。博士(文学)。東京都教育庁学芸員を経て法政大学教授に就任。現在、歴史文化環境研究所代表。研究の関心領域は、地域の歴史と文化遺産を活かすための文化環境政策。 著書:〔主要編著書〕『近世都市周辺の村落と民衆』(雄山閣出版)、『多摩の代官』(共著 けやき出版)、『八王子千人同心史』(共著 八王子市教育委員会)、『大久保長安に迫る-徳川家康の天下を支えた総代官-』(共著 揺籃社)、『古文書にみる武州御嶽山の歴史』(共著 岩田書院)、『武州御嶽山の史的研究』(共編著 岩田書院)、『高尾山薬王院文書』『高幡山金剛寺文書』『武州御嶽山文書』(いずれも共編著 法政大学)など。
料金区分受講料
一般 3,500円
学生 1,700円