< 講座概要 >
2025年は国際情勢の重大な転換の時期として位置付けられる。
第1に国民国家が世界秩序を形成してきた戦後秩序が大きく転換しようとしています。国連や国家の機能不全の現状を概観します。
第2に地域統合が第1の状況を糊塗するべく発展してきましたが、大きく停滞ないし後退しようとしています。
第3は民主主義が自由と平等の間で揺らぎ、その存在理由が問われています。
第4はグローバル化で到来した多国籍企業の跳梁はトランピズムで大きく揺らいでいます。
第5は、果たして国民国家に代わる役割を都市が果たすことができるのか。
第6に家族や社会の束縛から離れた新たなジェンダーは果たして根付いていくのか。
第7にパリ協定は本当に反故になってしまい、地球環境は暗転していくのか。
以下の内容を全6回の講義で取り上げます。
1 世界秩序の変貌
2 地域統合主義の後退
3 国民国家 民主主義の後退
4 多国籍企業の国際戦略の転機
5 都市革命
6 ジェンダー
7 地球環境の行方
< 受講生へのメッセージ >
新たな動向も入れてこれまでの情勢の見直しを迫られています。
世界と日本の重要なイシューごとに見ていきます。
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