激動する世界情勢 地域統合・政治・経済
〜国際関係・民主主義・都市・幸福〜

講座番号: 10-08

< 講座概要 >
 2025年は国際情勢の重大な転換の時期として位置付けられる。  第1に国民国家が世界秩序を形成してきた戦後秩序が大きく転換しようとしています。国連や国家の機能不全の現状を概観します。  第2に地域統合が第1の状況を糊塗するべく発展してきましたが、大きく停滞ないし後退しようとしています。  第3は民主主義が自由と平等の間で揺らぎ、その存在理由が問われています。  第4はグローバル化で到来した多国籍企業の跳梁はトランピズムで大きく揺らいでいます。  第5は、果たして国民国家に代わる役割を都市が果たすことができるのか。  第6に家族や社会の束縛から離れた新たなジェンダーは果たして根付いていくのか。  第7にパリ協定は本当に反故になってしまい、地球環境は暗転していくのか。  以下の内容を全6回の講義で取り上げます。 1 世界秩序の変貌 2 地域統合主義の後退 3 国民国家 民主主義の後退 4 多国籍企業の国際戦略の転機 5 都市革命 6 ジェンダー 7 地球環境の行方
< 受講生へのメッセージ >
 新たな動向も入れてこれまでの情勢の見直しを迫られています。  世界と日本の重要なイシューごとに見ていきます。
分野政治
期間2025/10/08(水)〜2025/12/17(水)
曜日・時間水曜日 13:30〜15:00
回数6回
講座提供機関帝京大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考託児利用可
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/10/08(水) 13:30〜15:00
2025/10/22(水) 13:30〜15:00
2025/11/05(水) 13:30〜15:00
2025/11/19(水) 13:30〜15:00
2025/12/03(水) 13:30〜15:00
2025/12/17(水) 13:30〜15:00

【講師紹介】
瀬藤 澄彦
経済学部 元教授 ルネサンス・フランセーズ日本代表部会長、国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員、パリクラブ顧問。 早稲田大学法学部卒業、パリ大学政経学部大学博士課程中退。ジェトロ・アルジェ・モントリオール・パリ・リヨンの所長・次長、フランス経済財政省出向。 仏大統領叙勲シュバリエ・オフィシエ賞、ルネサンス・フランセーズ・メダーユドール大賞、仏貿易振興銀賞、仏貿易振興機構銀賞等、受賞。 著書:「グローバル都市革命」、「フランスはなぜショックに強いのか」、「多国籍企業のグローバル価値連鎖」、「反グローバリズム 新しいユートピアとしての博愛」(翻訳)、「日本経済『永続』再生論」(翻訳)、「モントリオール 憂愁と復活」、など多数
料金区分受講料
一般 5,000円
学生 2,500円