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< 講座概要 >
■授業の目的及び到達目標
アメリカ合衆国は、政治、経済、文化、社会全てにおいて、世界中に最大級の影響を与え続けてきた。グローバリゼーションはアメリカ化と言っても過言ではない。そして、21世紀に入っても、この状況は続いている。この授業は、主に歴史的にアメリカ合衆国にアプローチし、その多様な側面と本質を理解することが目的であり、受講生には、この講義を通して、アメリカ合衆国という現代の大国の現状(社会、文化、外交等)を歴史的に説明できる知識を身に付けてもらいたい。
■授業計画
1 アメリカ合衆国の理解の調査
まず学生にアメリカ合衆国に関するアンケートを実施する。受講者一般が抱くアメリカ合衆国に関するイメージを理解する。アメリカ合衆国が好きかどうかと、その理由も問う。
2 アメリカ合衆国史(1)
西洋人が渡来する前の原住民の生活の様子を説明する。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
3 アメリカ合衆国史(2)
オランダ人、イギリス人、フランス人などの西洋からの植民の様子を理解する。その中で、イギリスが植民地を増やしていった経緯にも触れる。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
4 アメリカ合衆国史(3)
独立戦争で、植民地が独立を果たした経緯を理解する。フランス革命などのヨーロッパからの思想的影響にも触れる。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
5 アメリカ合衆国史(4)
南北戦争前後を扱う。国がどうして分裂の危機に瀕したのか、その後、どのように再統一されたのか、また、その後世への影響なども扱う。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
6 アメリカ合衆国史(5)
第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけて、もともと西欧から距離を置いていたアメリカ合衆国が国際政治に巻き込まれ、更に世界をリードする超大国になった経緯を理解する。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
7 アメリカ合衆国史(6)
戦後のアメリカ合衆国の内外の歴史を理解する。特に冷戦の経緯と国内の公民権運動の展開について理解する。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
8 現代アメリカ社会(1)
移民社会の特色について理解する。アメリカに移民が文化、社会的に与える影響、移民が抱える問題点、利点などについて理解を深める。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
9 現代アメリカ社会(2)
トランプ政権と米国の分断について、その誕生の経緯、特色、多方面に渡る影響などについて理解する。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
10 現代アメリカ経済
世界を牽引するアメリカ合衆国の巨大企業を例に取り、そのビジネスの展開について理解する。日本と米国企業の違いについても触れる。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
11 現代アメリカ文化(1)
アメリカ合衆国の宗教(特にキリスト教とユダヤ教)について説明する。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
12 現代アメリカ文化(2)
アメリカ合衆国の文学、映画、ミュージカルなどのビジュアル文化、スポーツ文化について説明する。ネット上のビジュアル資料など指示する予定。感想・質問の提出の必要あり。
13 期末レポート/講評
この授業を履修して、授業の前と後で、アメリカ合衆国について、どのように理解が変わったかを具体例を3点挙げて、説明してもらう。提出された期末レポートに関する、全体的フィードバックはBbで行う。
■授業の方法
今年度から講義形式で実施するが、可能な限りGroup Discussion 等も取り入れてみたい。必要に応じて、ニュース、映画、ドラマ等も教材として用いる予定である。また、特別な関心がある学生にはプレゼンの機会を与えたい。
■教科書・参考書
参考文献:
上杉忍『アメリカ黒人の歴史』(中公新書、2013年)
コリン・ジョイス『アメリカ社会入門 英国人ニューヨークに住む』(生活人新書、2009年)
渡辺靖『白人ナショナリズム』(中公新書、2021年):いわゆる保守と言われるアメリカ人の考え方が、一次資料中心にまとまめられていている。
大和田俊之『アメリカ音楽史 ミンストレル・ショウ、ブルースからヒップホップまで』(講談社選書メチエ、2011年)
< 受講生へのメッセージ >
考えるとはどういうことか、を一緒に体験してみましょう。社会に出る前にこれはやっておかないと!です。大学生は知識人というプライドを持ってくださいね。
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