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< 講座概要 >
■授業の目的及び到達目標
思考様式、価値観をはじめとするさまざまな文化的特徴が日本語の表現スタイルに影響しています。この授業の目的は、日本人の表現スタイルのいくつかの特徴を知ることにあります。日本語を母語とする者と外国語を母語とする者の、それぞれの表現スタイルの違いを知ることにより、相手や場面に適した表現スタイルを用いて誤解のないコミュニケーションが行えるようになることを目標とします。
■授業計画
1 「わたし」のあり方
予習課題へのフィードバックを交えながら、発話本人(わたし)がどのように文中に関わっているのかという視点から、非母語話者が難しいと感じる日本語表現について検討します。
2 日本語の事象把握
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語と英語について、事象把握のあり方という視点から、それぞれの原文と翻訳文の異同について検討します。
3 謝罪表現
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、主に謝罪表現について日本語母語話者と非母語話者の違いがどこにあるのかを検討します。
4 依頼表現
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、主に依頼表現について日本語母語話者と非母語話者の違いがどこにあるのかを検討します。
5 話題選択
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語母語話者と外国語母語話者の会話における話題の選択と会話の展開の仕方について検討します。
6 色彩語のイメージ
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語と外国語の事例をもとに、色彩語のイメージと比喩用法について検討します。
7 音象徴
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語の事例をもとに、語音がどのような印象に結びついているのかについて検討します。
8 オノマトペ
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、主に日本語の事例をもとに、オノマトペの使われ方と効果について検討します。
9 味覚表現
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語と外国語の事例をもとに、味覚を表現するレトリックについて検討します。
10 役割語
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語表現の事例をもとに、キャラクター特有の言語表現のあり方について検討します。
11 非言語コミュニケーション
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語と外国語の事例をもとに、コミュニケーションに及ぼす非言語要素の影響について検討します。
12 日本語であそぶ
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック A予習課題へのフィードバックを交えながら、日本語を使ったさまざまなことば遊びを試します。
13 総まとめ
@復習課題(前回テーマ)へのフィードバック Aこれまでの授業で学んだことを踏まえ、あらためて日本語らしい表現スタイルとはどんなものなのかを検討し、総まとめとします。
■授業の方法
教員がテーマについて講義する形式を主としますが、学生が能動的、自律的に考えを深められるようグループワーク等の演習形式も併用します。説明、グループワーク時には、予習課題への受講者の回答を事例として利用するので、あらかじめ資料を読み予習課題に取り組むことが必須です。
■教科書・参考書
教科書:使いません。前週に予習用の授業資料を掲載します。
参考書:各授業資料に参考資料が記載されています。
※10月13日、11月24日は祝日開講です。
< 受講生へのメッセージ >
学部・学科に関係なく、日本語や日本語教育に関心を持つ人、留学生との交流や異文化間コミュニケーションについて興味を持つ人は、気軽に研究室をたずねてください。
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