戦争から平和へ
〜ウクライナとガザ、2つの戦争と共存への方途〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
 ウクライナやガザで戦争が起きました。その要因や経過を解説し、共存方法を展望します。  この地域では常に紛争が絶えなかったわけではなく、過去にはうまく共存していました。たとえ、多民族や多宗教地域でも、仲良く暮らしていけるのです。  この講座では、平和共存のための方途として、イスラームの寛容性やオスマン帝国の共存様式を学びます。また宇宙誕生138億年の長く広い視点から現在を考察し、共同・共有・共存などの「共」的観点や下からの民衆史観も織り交ぜて講義していきます。
< 受講生へのメッセージ >
 戦争は宿命ではありません。過去には、戦争がそれほどなかった地域や時代があります。その共存方法を学ぶことは重要です。私たち人間や動植物、さらには無機物や惑星を含めて、全て「きょうだい的存在」です。全ては宇宙のチリやガスから作られたのですから。
分野政治
期間2025/05/10(土)
曜日・時間土曜日 15:20〜16:50
回数1回
講座提供機関公益財団法人 東洋哲学研究所
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考場所:12階 イベントホール 定員216名
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/05/10(土) 15:20〜16:50

【講師紹介】
岩木 秀樹
委嘱研究員 創価大学博士後期課程修了、博士(社会学)。 専門は、平和学・中東イスラーム学・国際関係学。 現在、創価大学・神戸学院大学非常勤講師。 著書:『戦争と平和の国際関係学−地球宇宙平和学入門−』論創社、2013年、『中東イスラームの歴史と現在−平和と共存をめざして−』第三文明社、2018年、『共存と福祉の平和学−戦争原因と貧困・格差』第三文明社、2020年(岡倉天心若手奨励賞受賞)、『きちんと知ろうイスラーム』鳳書院、2022年、『幸福平和学 暴力と不幸の超克』第三文明社、2024年、『人はなぜ争うのか 戦争の原因と平和への展望』鳳書院、2025年。
料金区分受講料
一般 0円