AIと共に私たちはどう生きてゆくべきか?

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
 人工知能(AI)の進化は、現代社会において目覚ましい技術革新をもたらしています。特に「技術的特異点(シンギュラリティ)」は、AIが人間の知能を超えると予測される時点を指し、多くの議論を呼んでいます。この概念は、未来学者レイ・カーツワイルによって提唱され、彼の1990年代の予測はインターネットの普及やコンピューターがチェスで人間に勝つなど、多くが現実となりました。シンギュラリティが実現すれば、AIは自己進化を続け、人類が想像もしなかった形での知性が誕生する可能性があります。AIは、膨大な量のデータと莫大な計算資源を必要とし、量的な力によって高度な結果を生み出します。これに対し、人間は、心による質的な力によって身体性と社会性を重視した平衡のとれた結果を導こうとするが、これは、現状のAIが最も不得意とする側面でもあります。この講義では、AIの基本的な解説と共に、AIと我々が、今後、どのように向き合ってゆくかを学び、一緒に考えてゆきます。
< 受講生へのメッセージ >
 AIは、私たちの生活を変える最先端技術です。本講座では、AIの仕組みや活用法を分かりやすく解説し、社会的な影響や課題についても考えます。これからAIを学びたい方、未来の技術を知りたい方、ぜひ一緒に学びましょう。
分野コンピュータ
期間2025/04/26(土)
曜日・時間土曜日 15:20〜16:50
回数1回
講座提供機関公益財団法人 東洋哲学研究所
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考場所:12階 第1セミナー室 定員56名
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/04/26(土) 15:20〜16:50

【講師紹介】
篠宮 紀彦
創価大学 理工学部 情報システム工学科 教授/公益財団法人東洋哲学研究所 委嘱研究員 創価大学 理工学部 教授、情報ネットワークセンター長、情報セキュリティ責任者補佐官、陸上競技部(駅伝部)部長。専門は、情報通信ネットワークとシステム数理の研究。 1995年、創価大学工学部情報システム学科卒業。2001年、同大学院博士後期課程修了、博士(工学)。2000年〜2005年、(株)富士通研究所、ネットワークシステム研究所勤務、北米を対象としたインターネットの高効率制御手法、および高密度波長多重光ネットワークの設計技術に従事。2014年、テキサス大学客員研究員。 著書:(1)Maximizing External Action with Information Provision over Multiple Rounds in Online Social Networks. IEICE Transactions on Information and Systems, Vol.E106-D, No.5, pp.847-855, May.2023.    (2)A Peer-to-Peer Energy Trading Model for Optimizing Both Efficiency and Fairness. Energies 2023, 16, 5501.    (3)Improving Quality of Service and HTTPS DDoS Detection in MEC Environment With a Cyber Deception-Based Architecture. IEEE Access, vol.12, pp.23490-23503, 2024.
料金区分受講料
一般 0円