< 講座概要 >
この講座は、認知症予防のために、誰にでもできる簡単な英語を使って、体を動かす「脳トレ」です。講師と受講者の方々との間で思考の活性化を促す相互交流プログラムですので、笑いもあり、単調さや退屈さを感じることもありません。加えて、この講座は、ほとんど椅子に座ったままの状態でのトレーニングですので、体に負担をかけることなく、無理なく「脳トレ」をすることができます。講座テキスト(60ページ程度)は無料で提供致します。この講座での「脳トレ」は、デュアル・トレーニング(同時作業)といいます。外国語を発話しながら、体をつかった運動を同時に行うことは、脳の認知機能を大きく改善していくといった研究結果がここ20年来世界の脳医学専門の先端医療機関で数多く報告されるようになりました。この講座を受講されるにあたって、難しい英語表現、文法、単語の習得は必要ありません。アルファベットと中学1年程度の英語知識があれば十分です。体を動かしながら英語を聞いて発話し、講師との愉快なコミュニケーションを通して、ふさぎがちな気分の解消、筋力強化での転倒防止、柔軟性を高めて肩腰膝の痛みの軽減のトレーニングも行っていきます。もちろん、運動器具はワークショップの間、無料でお貸し致します。
< 受講生へのメッセージ >
認知症の研究は2010年代から急激に進歩を遂げています。知的交流や運動をしている人々がアルツハイマー病の発生を抑止している研究成果が多くでてきました。すなわち、興味もなく、人とも交わらず、ほとんど話さない、体を動かさないことが認知症の発生に大きく関連していることです。一人暮らしの高齢者の方、家族がいても、テレビだけの受動的生活に明け暮れ、外にほとんどでない高齢者の方は要注意です。これでは脳の機能が退化し、認知能力が急速に衰えていきます。この講座で、人との交流を通じて、笑って楽しく英語を使って体を動かしながら、認知能力の維持・向上に努めて、その習慣をつけていきましょう。
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