明治時代の自動車受容

講座番号: 05-08

< 講座概要 >
 現在、多摩大学の経営情報学部のなかには、自動運転の社会的実装を巡る問題にかかわる研究グループがあります。自動運転の車両のような次世代モビリティなどを、地域コミュニティ・地域の生活道路に、どのように受容させ実装させてゆくのか、ルール形成や「モビリティ人材」の育成なども含めて多角的に取り組むという課題に取り組んでいます。  ただ、現在の社会的受容性を考える前提として、そもそも、歴史的に見て、日本では「次世代モビリティ」をどのように受容してきたのでしょうか。そこで自動車が「次世代モビリティ」として登場したときの状況について、当時の新聞記事などを材料にして、その様相を浮かび上がらせていきたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
 ちょっとしたことであっても、新たな学びを得られることは、生活を豊かなものにしてゆくことに繋がるのだろうと思っております。  もちろん、今回のお話は、「モビリティ」から見た社会史という、“王道”の歴史からは横道にそれた、ちいさなトピックかもしれません。ただ、現代の自分が見ている世界や考えとどう違うのか、逆に、どう自分の考えと繋がるのか、そのようなことを考える材料として活用してもらえると幸いです。
分野歴史
期間2025/05/20(火)
曜日・時間火曜日 10:20〜11:50
回数1回
講座提供機関多摩大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考託児利用可
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/05/20(火) 10:20〜11:50

【講師紹介】
高橋 恭寛
経営情報学部 事業構想学科 准教授 専攻は近世日本思想史。とりわけ徳川時代の儒学思想を研究している。 東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。 東日本国際大学准教授等を経て、現在、多摩大学経営情報学部准教授。 著書:論文「墓参りをする儒者たち―絅斎・強斎と山鹿素行―」(『日本思想史学』56、2024)、「臨終の場面および葬祭礼を通して見る徳川儒者のアイデンティティ」(『次世代人文社會研究』21、2024)ほか。
料金区分受講料
一般 1,000円
学生 500円