ドストエフスキーの哲学
〜そもそも人間として生きるとはどういうことか〜

講座番号: 05-02

< 講座概要 >
 私たちは人間として生きています。でも、そのことを意識すらしないほど当たり前に生活しています。人生とは何かとか人間とは何か、といった問いが不意に出てくることがあります。そのとき、私たちは哲学の世界に一歩踏み出しています。本講座では、ドストエフスキーの小説を通して「人間として生きるとはどういうことなのか」という問いを考えていきます。  周知のように、ドストエフスキーは文学者であって哲学者ではありません。しかし彼の文学には哲学が滲み出ています。哲学が小説という形式で語られているともいえます。彼はさまざまな問題、たとえば神、悪、自由といった問題をその根源から問い直しています。本講座は個別的な問題を考えていくことによって、上記の問いの解決をはかるひとつの試みです。 第1回目:イントロダクション 第2回目:神は存在するのか 第3回目:キリストとは誰か 第4回目:自然法則と現実性 第5回目:悪魔との対話 第6回目:罪人としての人間 第7回目:人間は自由なのか 第8回目:残された宿題
< 受講生へのメッセージ >
 ドストエフスキーの小説は長編が多いので、読むだけでも難儀です。読まれていなくても理解しやすくする工夫を考えています。お気軽に受講してください。
分野文化
期間2025/05/08(木)〜2025/07/10(木)
曜日・時間木曜日 13:30〜15:00
回数8回
講座提供機関公益財団法人 東洋哲学研究所
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考託児利用可
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/05/08(木) 13:30〜15:00
2025/05/15(木) 13:30〜15:00
2025/05/29(木) 13:30〜15:00
2025/06/12(木) 13:30〜15:00
2025/06/19(木) 13:30〜15:00
2025/06/26(木) 13:30〜15:00
2025/07/03(木) 13:30〜15:00
2025/07/10(木) 13:30〜15:00

【講師紹介】
山崎 達也
主任研究員 創価大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。ドイツ・ボーフム大学カトリック神学部に研究留学。創価大学・都留文科大学非常勤講師。博士(文学) 著書:『哲学と神学のハルモニア』(単著:知泉書館)
料金区分受講料
一般 6,500円
学生 3,200円