< 講座概要 >
「犯罪者処遇」と「被害者支援」、一見両立しないように見える2つのテーマを取り上げます。犯罪や被害は毎日どこかで発生し、常に私たちの日常生活を脅かしています。誰がいつ被害者になっても加害者になってもおかしくありません。犯罪を防ぎ、被害を少しでも減らすには、どうすれば良いのでしょうか。この講座では、犯罪被害の実態や被害者支援の方法、刑罰制度や刑事施設(刑務所)における処遇の問題のほか、地域社会における働きかけの在り方を検討します。
< 受講生へのメッセージ >
事件は裁判では終わりません。裁判の後も、被害者の耐え難い苦しみは続き、加害者は償いの日々を求められます。加害者と向き合い、被害者に寄り添うために、刑事司法機関のみならず、私たちの住む町、地域社会ができることを一緒に考えてゆきましょう。
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