< 講座概要 >
【授業方法】
教科書はなく、プリントを使用します。ノートを取るよりもその場で理解し、批判的に考えて、質問や疑問を提示して下さい。
【履修上の注意】
私語等の講義の妨げになる行為を禁止します。電車の遅延等の正当な理由のない遅刻も認めません。以上を前提に履修して下さい。
【成績評価方法・基準(科目等履修生のみ)】
5回の小テスト(予告なし)で評価します。合計10点満点で5点以上が合格の目安です。毎回(小テスト実施回を除く)の受講投稿の優れたものは加点します。投稿(質問)へのフィードバック(回答)は次回の講義で行います。
【教科書】
指定しません。
【参考書】
中西寛『国際政治とは何か』中央公論新社
ジョセフ・ナイ『国際紛争』有斐閣
ロスリング『FACTFULNESS』日経BP
【授業計画】
第1回:世界の多様性(1)
第2回:世界の多様性(2)
第3回:グローバリゼーション(1)経済
第4回:グローバリゼーション(2)文化
第5回:グローバリゼーション(3)環境
第6回:反グローバリゼーション(1)民族・人種
第7回:反グローバリゼーション(2)宗教
第8回:反グローバリゼーション(3)経済・文化
第9回:アメリカ一極支配は終わるか
第10回:民主主義の危機
第11回:食で見る世界
第12回:スポーツで見る世界
第13回:戦争と平和
第14回:数字で見る世界
※科目等履修
< 受講生へのメッセージ >
世界は様々な政治体制・民族・宗教の200の国からなります。1990年頃東西冷戦が終わり、多様な世界がグローバリゼーションによって「アメリカ化」するかと思われました。しかし、21世紀に入って、反グローバリゼーションの動きが強まっています。グローバリゼーション(統合)と反グローバリゼーション(分裂)をキーワードにして、世界の現状を政治・経済・文化・宗教等の多様な視点で学びます。
常に、世界の中の日本を意識して国際情勢の解説や他国との比較を行います。以上によって、国際的な教養だけでなく、異文化や異なる政治的立場の間での「対話」ができる論理的な思考力、コミュニケーション能力を身に付け、政治や日本を論じられる社会人となることを目指します。自然科学と異なり、正解のないのが社会科学ですが、学習によって以上の成果が期待できます。
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