日本文化論

講座番号: 10-15

< 講座概要 >
 日本人論や日本文化論が古くから国内外で盛んに議論されてきたことはよく知られている。近年の海外における日本文化ブームの好影響を受け、その議論が再び活発化しているといえる。本講義では、日本文化論入門という観点から、日本文化論の中心的な命題である「日本文化とは何か」「日本人とは何か」について考える。具体的には、日本文化を論じた著作を取り上げ、日本人と日本文化がどのように理解されてきたかについて探究する。  本講義の到達目標として、次の2点を設定する。 ・日本文化論という研究領域に関する基礎知識を身につける。 ・日本文化を多義的に理解する。 【第1回】  「文化」と「日本文化論」:   「文化」そして「日本文化論」とは何か 【第2回】  知識人による日本文化論:   (1)民族の発見、民族の意識 【第3回】  知識人による日本文化論:   (2)日本的美意識、日本人と日本社会
< 受講生へのメッセージ >
 本講義を通じて、文化的な気づき(Cultural Awareness)や自文化について考える機会、さらに日本文化の新しい見方や捉え方を提供できればと思っております。皆さんと一緒に楽しく学べることを期待しています。
分野文化
期間2024/10/24(木)〜2024/11/21(木)
曜日・時間木曜日 10:20〜11:50
回数3回
講座提供機関法政大学
会場学園都市センター
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/10/24(木) 10:20〜11:50
2024/11/07(木) 10:20〜11:50
2024/11/21(木) 10:20〜11:50

【講師紹介】
Vicky A. Richings
経済学部 経済学科 准教授 関西学院大学文学部卒業。関西学院大学大学院博士課程修了。博士(言語コミュニケーション文化)。関西学院大学、関西大学、立命館大学非常勤講師、神戸松蔭女子学院大学常勤講師を経て現職。法政大学経済学部准教授。専門は外国語教育(日本語教育・英語教育)、日本文学、日本文化論。 著書:A Passion for Japan: A Collection of Personal Narratives, Eds. John Rucynski, “Feeling at Home with the Great Literary Masters,” pp.300-311, 2022.5, BlueSky Publishing
料金区分受講料
一般 2,500円
学生 1,200円