特許法と技術開発のイロハ
〜特許法をつかいこなす〜

講座番号: 10-19

< 講座概要 >
 生活のうえでちょっとした工夫をしてみる、そしてその「発明」を特許出願して、特許権を得る、そんなことは可能なのでしょうか。もし特許権を得ることができるとすると、その技術の実施(特許品の生産等)を独占できることになり、大きな利益を得られるかもしれません。  では、どのような技術(課題解決の手法)は、特許の対象になるのでしょうか。講座の間、考えてみませんか。 また、技術開発をする企業の方には、会社の技術開発プロセスや開発成果をどのように管理するのか、その重要点を解説します。 (初心者から中級向け) 第1回 特許制度のしくみと、特許権の取得のしかた 第2回 企業内での技術開発の管理(営業秘密と特許出願の役割分担) 【参考テキスト】 特許庁の知的財産権法入門。無料でダウンロードできます。 https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/tochigi/news/2023_1.html
< 受講生へのメッセージ >
 特許は、英語でPatentといいますが、「公開する」という意味です。特許制度は、技術情報を他者に利用できるようにするしくみでもあるのです。ただ、技術情報は、開発者によって秘密にされることが多い一方、製品として販売されてしまえば、基本的に秘密を維持することが難しくなります。そこに、20世紀最大の発明といわれる特許制度の意味があるのですが、そのエッセンスを学んでいくのが、このコースの目標です。わかりやすい説明をします。
分野法律
期間2024/10/19(土)〜2024/11/09(土)
曜日・時間土曜日 13:30〜15:00
回数2回
講座提供機関中央大学
会場学園都市センター
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/10/19(土) 13:30〜15:00
2024/11/09(土) 13:30〜15:00

【講師紹介】
佐藤 恵太
法務研究科 教授 東京都出身。現職は、中央大学法科大学院教授、桜美林大学と和光大学の非常勤講師。日本工業所有権法学会理事、日本国際著作権法学会理事(研究会担当)、著作権法学会理事。 マックスプランク知的財産法研究所(ミュンヘン)とジョージワシントン大学にて在外研究。アメリカン大学非常勤教授、チュレーン大学客員教授、ベトナム国家大学客員教授、弁理士試験委員等を歴任。旧通産省にて、平成11年意匠法改正作業に参画。 著書:佐藤恵太ほか編著『ケースブック知的財産法』、佐藤ほか編著『ドメインネーム紛争』など。
料金区分受講料
一般 2,000円
学生 1,000円