思春期の心について考える
〜精神分析的な理解をもとに〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
 私たちの心は、子どもから大人へと成長するなかで発達していきます。そして、親子関係や親以外の人などとの関係など、周囲との交流によって影響を受けるものです。さらに、近年でいえばコロナ禍などの社会的な事象による影響も考えなくてはなりません。昨年度は主に児童期の心の成長を中心にお話をいたしました。本年度は、思春期の心の成長について考えてみたいと思います。親離れや反抗期といった親子関係の変化を迎え、さらに新たな出会いが糧となっていきます。精神分析では、私たちの振る舞いについて、意識的、無意識的な意味を考えていくことを大切にしております。この講座では、精神分析の基本的な概念をふまえて、心の成長や発達について解説いたします。
< 受講生へのメッセージ >
 心のあり方を考えるとき、これが正しい、こうするのが正解、といった答えがあるわけではありません。捉えようのないものを捉えようとするとき、思わぬ誤解に陥っていたり、当たり前のように思っていることが、あとから思い違いであることに気づく場合もあります。ご自分なりに考えてきたことを整理したり、さらに考えていく上でのヒントになれば幸いです。
分野心理
期間2025/01/24(金)
曜日・時間金曜日 10:20〜11:50
回数1回
講座提供機関創価大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考場所:第1セミナー室 定員54名(予定)
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/01/24(金) 10:20〜11:50

【講師紹介】
遠藤 幸彦
教育学部 教育学科 教授 日本医科大学大学院卒。精神科医、臨床心理士、公認心理師、医学博士。専門は精神分析的精神療法、思春期青年期精神医学。大学病院、民間精神病院などで精神科臨床を経験しながら、思春期の学校臨床にも携わり、平成28年度より現職。
料金区分受講料
一般 0円