< 講座概要 >
民法では、人が死亡すると、その人の財産は相続人に包括的に承継されることとされています。 承継される財産には、預貯金や不動産などの積極財産だけでなく、 銀行に対する借金などの債務(消極財産)も含まれます。つまり、相続とは、亡くなった人の財産を相続人が引き継ぐ手続です。財産を引き継ぐにあたり、相続人の確定、相続財産の調査・確定など様々なことが必要になりますが、何をいつまでにすることが必要かを知っておけば、相続が開始したときに慌てずにすみます。逆に、自分が死んだときに遺された家族が困らないように備えておくこともできます。
本講座では、相続の基本的な知識を身につけるとともに、自分の死後に遺された家族が相続で困らないようにするにはどのような対策があるかについて考えていきます。
(1)相続の主な手続の流れ
(2)法定相続の概要
(3)遺言相続の概要
(4)まとめ ―相続人を困らせないための備え
< 受講生へのメッセージ >
民法に関する講座になりますので、普段はあまり使わない言葉(専門用語)が出てくることもありますが、わかりやすく解説したいと思います。
|