【R6前期】難民とはなにか?
〜国際社会における難民問題の歴史的理解〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
2022年、ロシアによるウクライナ侵攻が多くの避難民を生み出し、国連難民高等弁務官(UNHCR)は5月に世界の難民・避難民が1億人を超えたことを発表しました 。そして、2023年に始まったイスラエルとハマスの紛争では、長期にわたり難民として暮らさざるを得ないパレスチナ・ガザ地区の人びとが、命の危機にさらされています。日本でもウクライナから避難民の方々の受け入れがおこなわれたことや、名古屋出入国在留管理局の施設に収容され非人道的扱いで命を失ったスリランカ人女性への対応から、難民や難民と同様に保護を必要としている人々をどのように社会で受け入れ保護するのかが大きな議論となるなか、2023年には入管法が改正されています。 このように現在起きている難民問題は多岐にわたり、平和の構築と人権の尊重に大きく関わるものながら、その状況を理解することは易しいものではありません。国際社会の動き、各国の思惑、人々の認識が複雑に絡み合っているからです。本講座では、難民とはどのような人々なのか、これまでなぜ発生しどのように保護されてきたのか、そして何が問題となってきたのかを歴史的に知り、理解していく手がかりを皆さんと一緒に得ていきたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
少しでも関心をお持ちの方を歓迎します。 私たちの身近なところから考えていけるようにしたいと思います。
分野政治
期間2024/07/27(土)
曜日・時間土曜日 13:30〜15:00
回数1回
講座提供機関公益財団法人 東洋哲学研究所
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考修了しました 場所:第1セミナー室 定員54名(予定)
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/07/27(土) 13:30〜15:00

【講師紹介】
蔦木 文湖
東洋哲学研究所 委嘱研究員 創価大学平和問題研究所助教、東京家政大学・川口短期大学非常勤講師。 人の国際移動、ヨーロッパ・ドイツの移民・難民政策、難民の高等教育、多文化主義・インターカルチュラリズムを専門に研究。
料金区分受講料
一般 0円