< 講座概要 >
今、医療の現場では、患者さん自身の人生観や価値観、希望に沿った医療を提供することが重要視されてきています。そのためには、患者さん自身が自分はどうしたいのかを心に問いかけ、意思を伝える必要がありますが、このような大事なことは一朝一夕に決められるものではありません。そこで、将来の医療及びケアについて、患者さんを主体に、そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定をサポートする必要があり、その過程をアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)といいます。
この講座では、アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)が必要とされる背景や、その実際について学びます。また、ゲームを通して実際に自分の価値観に気づき、その違いについて、参加者の皆さんと共有していきたいと思います。(コロナの情勢によって、ゲームの方法を変えることがあります)
※本講座は令和5年度前期講座とおおむね同じ内容です。
< 受講生へのメッセージ >
この機会に、あなたの人生の最終段階における望みについて考えてみませんか? 自分のこころに向かい合いますので、近い人を亡くされたばかりの方、亡くされる日が近づいている方、つらいお気持ちを抱えていらっしゃる方は、負担になりますので、ご遠慮ください。
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