仏像を見分けて知ろう
〜それぞれの仏像の姿からその由来と性格を知ろう〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
仏教にはさまざまな姿と種類の仏像があります。もともとは釈迦という一人の人間からはじまった宗教なのに、なぜこれだけ多様な像があるのでしょうか。そこには釈迦の成長にともなう物語や、当時のインドにあったいろいろな宗教の神々、仏教の拡大にともなう新しい物語によって生まれた新しい仏たちも加わっているからです。この時間で多くの仏像を分類しながら、それぞれの姿の特徴とその性格を考えてみませんか。 (平成25・26年度に行った公開講座とほぼ同内容です) 終了後に仏像の着付けをします。如来や菩薩になってみたい方も、ぜひどうぞ。
< 受講生へのメッセージ >
仏像というと、おそれ多くてというひとも、美しいから大好きというひとも、なんだか難しそうと身構えてしまうひともいるでしょう。どのような立場でも、それぞれの仏像が、なぜ生まれたのか、なぜそのような姿をしているのかを知ることは、悪いことではないと思うのです。自分の好きな仏像、身近な仏像―通りすがりに見るお地蔵さんでも―の、おおよその由来と意味を知っていると、仏像を見るのがちょっと面白くなるでしょう。
分野芸術
期間2018/07/14(土)
曜日・時間土曜日 13:30〜15:00
回数1回
講座提供機関明星大学
会場イベントホール
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2018/07/14(土) 13:30〜15:00

【講師紹介】
山本 陽子
教育学部 教授 日本・東洋美術史専攻 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了 博士(文学) 絵巻物や仏教絵画の中のストーリーを読み取るのが好きです。ピンポイントで書く論文とは別に、どのようにすれば美術作品に親しめるか、そのきっかけを判りやすく伝えたいと考えています。 著書:『絵巻における神と天皇の表現―見えぬように描く―』 中央公論美術出版 2006年、『絵巻の図像学―「絵そらごと」の表現と発想―』 勉誠出版 2012年、『図像学入門―疑問符で読む日本美術―』勉誠出版 2015年、『はじめての日本美術史』山川出版社 2018年、『物語る仏教絵画―童子・死・聖地―』勉誠社 2023年、ほか
料金区分受講料
一般 0円