浮世絵を楽しむ
〜江戸の文化と人々のくらし〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
2016・2017年度、中央大学教育力向上推進事業「浮世絵展示を活用したアクティブラーニング」の助成のもとに、平木浮世絵美術館の学芸員2名の指導を受け、学生が自分たちで浮世絵の展覧会を企画実施しました。その活動は、浮世絵の考証、展覧会テーマの決定、キャプションの執筆、浮世絵の額装・展示作業、ちらし・パンフレットの作成、広報など、多岐にわたります。私自身も事業の実施責任者として、学生と一緒に活動に加わり、浮世絵について学んできました。それまでは「素人」でしたが、こうした活動をとおして、浮世絵の魅力をさまざまな形で感じてきました。本講座では、日本が誇るべき文化である浮世絵の素晴らしさをみなさんと共有しながら、浮世絵を楽しみたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
中央大学の展覧会で実際に展示した浮世絵(スライド)を紹介しながら話を進めていきます。私は浮世絵のプロではありませんので、非常に難しい専門的な質問をされても答えることができません。その代わり、浮世絵を見るポイントや楽しみ方をお教えすることはできます。浮世絵はどのようにして作るの? 浮世絵に押してある判子は何のためにあるの? 浮世絵は江戸時代だけのものなの? こんな疑問をもっている人、大歓迎です。
分野文化
期間2018/05/17(木)
曜日・時間木曜日 10:20〜11:50
回数1回
講座提供機関中央大学
会場イベントホール
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2018/05/17(木) 10:20〜11:50

【講師紹介】
都筑 学
研究活動家・八王子志民塾9期生・中央大学名誉教授 専門は発達心理学。特に、青少年の心理的発達についての調査研究。時間の問題に関心があり、時間的展望(これから先の未来やこれまでの過去の出来事が、いまの自分の生き方とどうかかわっているかを研究する)について40年以上研究し、研究論文や著作として発表してきました。趣味は浮世絵と俳句。研究活動家として、縦断研究セミナーを主催しています。 『希望の心理学』(ミネルヴァ書房)、『今を生きる若者の人間的成長』(中央大学出版部)、『自立って何だろう 社会と子どもたち』(新日本出版社)、『心理学論文の書き方 おいしい論文のレシピ』、『大学1年生のための伝わるレポートの書き方』、『心理学論文の読み方 学問の世界を旅する』(以上、有斐閣)、『問いからはじまる心理学』(1〜3巻、福村出版)。
料金区分受講料
一般 0円