< 講座概要 >
2016・2017年度、中央大学教育力向上推進事業「浮世絵展示を活用したアクティブラーニング」の助成のもとに、平木浮世絵美術館の学芸員2名の指導を受け、学生が自分たちで浮世絵の展覧会を企画実施しました。その活動は、浮世絵の考証、展覧会テーマの決定、キャプションの執筆、浮世絵の額装・展示作業、ちらし・パンフレットの作成、広報など、多岐にわたります。私自身も事業の実施責任者として、学生と一緒に活動に加わり、浮世絵について学んできました。それまでは「素人」でしたが、こうした活動をとおして、浮世絵の魅力をさまざまな形で感じてきました。本講座では、日本が誇るべき文化である浮世絵の素晴らしさをみなさんと共有しながら、浮世絵を楽しみたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
中央大学の展覧会で実際に展示した浮世絵(スライド)を紹介しながら話を進めていきます。私は浮世絵のプロではありませんので、非常に難しい専門的な質問をされても答えることができません。その代わり、浮世絵を見るポイントや楽しみ方をお教えすることはできます。浮世絵はどのようにして作るの? 浮世絵に押してある判子は何のためにあるの? 浮世絵は江戸時代だけのものなの? こんな疑問をもっている人、大歓迎です。
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