家族法(民法W)

講座番号: 09-06

< 講座概要 >
第1回:イントロダクション、家族法の歴史と基本理念について学習するとともに、長い間、改正の行われてこなかった家族法の適用から生じる様々な問題を概観する。[講義・質疑応答] 第2回:婚姻の成立要件、婚約、婚姻の無効・取消しについて、近親婚取消事案を題材に学ぶ。[講義・質疑応答] 第3回:婚姻の効力について、夫婦の同居・協力・貞操義務、子の嫡出化などについて学ぶ。[講義・質疑応答] 第4回:婚姻の(死亡解消の)効力、相続法の基本構造、非嫡出子の相続分差別事案を題材に学ぶ。[講義・質疑応答] 第5回:離婚の成立要件、有責配偶者からの離婚請求について学ぶ。[講義・質疑応答] 第6回:離婚の効力について、再婚禁止期間、夫婦財産制と財産分与、養育費について学ぶ。[講義・質疑応答] 第7回:婚姻外の関係として、内縁やパートナーシップ関係にある者に対する法的保護のあり方ついて学ぶ。[講義・質疑応答] 第8回:実親子(父子)関係の成立について、嫡出推定制度やその問題点について、離婚後300日問題を題材に学ぶ。[講義・質疑応答] 第9回:実親子(父子)関係の成立について、認知制度、死後生殖と死後認知の問題を題材に学ぶ。[講義・質疑応答] 第10回:実親子(母子)関係の成立について、代理出産事案を題材に学ぶ。[講義・質疑応答] 第11回:養親子関係について、普通養子・特別養子制度を学ぶ。[講義・質疑応答] 第12回:親権について、親権の内容、親権者の決定、親権の濫用、児童虐待などについて学ぶ。[講義・質疑応答] 第13回:親権について、夫婦間での国内的な子の奪い合い、国際的な子の奪い合いなどについて学ぶ。[講義・質疑応答] 第14回:扶養と後見について、扶養義務の範囲、成年後見制度、民法714条の監督義務者の責任について、子どもと痴呆の老人の不法行為事案を題材に学ぶ。[講義・質疑応答] 第15回:近年の相続法の改正について学ぶ。[講義・質疑応答] ※時事的な問題を取り上げるため、若干変更する場合もある。 ※課題に対するフィードバックの方法:毎回授業の初めに前回の課題についてフィードバックを行う。
< 受講生へのメッセージ >
 近年の最高裁判決や家族法改正の議論についても取り上げます。家族法の勉強は、自分の人生や家族について考える機会になるかと思います。
分野法律
期間2024/09/24(火)〜2025/01/07(火)
曜日・時間火曜日 09:00〜10:30
回数15回
講座提供機関杏林大学
会場杏林大学
残席状況
お知らせ
備考受付終了 大学正規授業
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/09/24(火) 09:00〜10:30
2024/10/01(火) 09:00〜10:30
2024/10/08(火) 09:00〜10:30
2024/10/15(火) 09:00〜10:30
2024/10/22(火) 09:00〜10:30
2024/10/29(火) 09:00〜10:30
2024/11/05(火) 09:00〜10:30
2024/11/12(火) 09:00〜10:30
2024/11/19(火) 09:00〜10:30
2024/11/26(火) 09:00〜10:30
2024/12/03(火) 09:00〜10:30
2024/12/10(火) 09:00〜10:30
2024/12/17(火) 09:00〜10:30
2024/12/24(火) 09:00〜10:30
2025/01/07(火) 09:00〜10:30

【講師紹介】
北田 真理
総合政策学部 准教授 早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程修了。早稲田大学にて博士号(博士(法学))を取得。杏林大学総合政策学部講師を経て2019年より准教授。 著書:・「ハーグ子奪取条約13条の制限的解釈の再考―英国における『重大な危険』『子の拒絶』の解釈の変遷を題材に―」家庭の法と裁判20号(2019年) ・「ハーグ子奪取条約『重大な危険』の制限的解釈に関する一考察―その限界と新たな可能性」国際私法年報19号(2017年) ・「親による子の連れ去りの刑事罰化に関する一考察―ハーグ条約「重大な危険」の抗弁と刑事罰の関連性の視点から―」早稲田大学社会安全政策研究所紀要10号(2017年)
料金区分受講料
一般 11,000円
学生 5,500円