朗読でアタマとカラダを鍛えよう
〜文学作品の読み方・楽しみ方〜

講座番号: 09-23

< 講座概要 >
 朗読とは文学を声に出して読んで作品を鑑賞することです。それがアタマのはたらきを活発にさせて、深い呼吸をすることによってカラダが健康になるのです。文学作品を声に出して読むことは楽しいことです。楽しみながらコトバの力もつきます。文章を深く読む力、考えながら話しをする力がつきます。初めて朗読を学ぶ方はもちろん、これまで朗読を学んだ方にも参考になるお話しをします。渡辺知明著『朗読の教科書』を使用して、読み方と話し方とのつながりを考えます。  毎回、講義と実習との2本立てで進めてまいります。各回の内容は次の通りです。 第1回:朗読と表現について―読むことと話すこと、自己紹介と質疑応答 第2回:姿勢と発声―リズム、アクセント、イントネーション、 第3回:「記号づけ」の方法―文章を深く読むための技術 第4回:「記号づけ」の実践―印をつけて文章を読む方法 第5回:語り口の表現(1)自分自身と対話する声 第6回:語り口の表現(2)ひとりの相手と対話する声 第7回:語り口の表現(3)数人の人たちに話しをする声 第8回:語り口の表現(4)人を楽しませる語りかた 第9回:語り口の表現(5)役割を演ずる語りかた 第10回:ミニ発表会による個人よみへの助言
< 受講生へのメッセージ >
朗読は文章を読むというアタマのはたらきと、声を出すというカラダのはたらきが一体化したものです。若い人から高年齢の人たちまで、だれでもできることですが、奥の深いものです。発声、発音、アクセント、イントネーションなどを磨いていくと声の表現力がつきます。文章を読む力、話しをする力もついてきます。  この講座では、発声や発音の基礎から始めて、日本語を話す能力や対話力をつけることを目標にします。  渡辺知明著『朗読の教科書』(パンローリング社2,268円)を教材に使用しますので、受講までに購入しておいてください。
分野言語
期間2019/09/12(木)〜2019/11/14(木)
曜日・時間木曜日 18:30〜20:00
回数10回
講座提供機関明星大学
会場第2セミナー室
残席状況
お知らせ教材費:2,268円(テキスト代)
備考
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2019/09/12(木) 18:30〜20:00
2019/09/19(木) 18:30〜20:00
2019/09/26(木) 18:30〜20:00
2019/10/03(木) 18:30〜20:00
2019/10/10(木) 18:30〜20:00
2019/10/17(木) 18:30〜20:00
2019/10/24(木) 18:30〜20:00
2019/10/31(木) 18:30〜20:00
2019/11/07(木) 18:30〜20:00
2019/11/14(木) 18:30〜20:00

【講師紹介】
渡辺 知明
日本コトバの会 コトバ表現研究所 講師 事務局長/所長 1952年(昭和27)生まれ。群馬県桐生市出身。法政大学在学中に日本コトバの会に入会。大久保忠利氏(元東京都立大学教授。言語学・国語学)より、言語理論、国語教育理論、文章、話し方、表現よみ指導法を学ぶ。『声を鍛える』(2017)、『文章添削の教科書』(2015)、『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995)など著書多数。
鈴木 時男
教育学部 教授
料金区分受講料
一般 8,000円
学生 4,000円