鎌倉時代の暮らしのトラブル
〜人の本質は今も昔も変わらない?〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
 現代の日本では、ご近所トラブルや離婚、相続争い、借金問題など、日常生活の中の思いがけないトラブルから、裁判に発展してしまうことがあると思います。それは鎌倉時代の人々も同じでした。相続争いや境界争い、年貢の滞納といったトラブルから、頻繁に訴訟に発展しました。  本講座では、鎌倉時代の古文書に残された暮らしのトラブルを、図解化しながらご紹介します。中世と現代では、人々の考え方が異なる部分も多いのですが、現在と鎌倉時代のトラブルを見比べることで、人間の本質の変わらないところも見えてくるかもしれません。
< 受講生へのメッセージ >
 日本の歴史や古文書に興味をお持ちの方はもちろん、現代の法律問題や暮らしのトラブルに関心をお持ちの方も、お気軽にご参加ください。本講座を通して、少しでも鎌倉時代に生きた人々のことを身近に感じていただければ幸いです。
分野歴史
期間2018/04/28(土)
曜日・時間土曜日 13:30〜15:00
回数1回
講座提供機関公益財団法人 東洋哲学研究所
会場イベントホール
残席状況
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備考
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2018/04/28(土) 13:30〜15:00

【講師紹介】
梶川 貴子
東洋哲学研究所 研究員 2016年に創価大学で博士号(人文学)取得。 専門は日本中世史。 創価大学文学部助教を経て、現在、同大学非常勤講師、公益財団法人東洋哲学研究所研究員。 主な論文に「平禅門の乱における親玄の祈祷」(『解釈』第61巻9・10号、2015年)、「北条一門の内紛――二月騒動・嘉元の乱再考――」(『東洋哲学研究所紀要』第33号、2017年)、「南条家に見る師弟の交流――供養の志」(『日蓮の心』第三文明社、2022年所収)など。
料金区分受講料
一般 0円