< 講座概要 >
現代の日本では、ご近所トラブルや離婚、相続争い、借金問題など、日常生活の中の思いがけないトラブルから、裁判に発展してしまうことがあると思います。それは鎌倉時代の人々も同じでした。相続争いや境界争い、年貢の滞納といったトラブルから、頻繁に訴訟に発展しました。
本講座では、鎌倉時代の古文書に残された暮らしのトラブルを、図解化しながらご紹介します。中世と現代では、人々の考え方が異なる部分も多いのですが、現在と鎌倉時代のトラブルを見比べることで、人間の本質の変わらないところも見えてくるかもしれません。
< 受講生へのメッセージ >
日本の歴史や古文書に興味をお持ちの方はもちろん、現代の法律問題や暮らしのトラブルに関心をお持ちの方も、お気軽にご参加ください。本講座を通して、少しでも鎌倉時代に生きた人々のことを身近に感じていただければ幸いです。
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