表象文化論T
〜文学作品の映画化に見る景観〜

講座番号: 04-06

< 講座概要 >
 フィクションであると知りつつも、映画を観た時、そこに展開する見知らぬ風景に憧れの念を抱くことが、誰にでもあると思います。理由は恐らく、そうした風景が歴史や文化の重みを持ちつつ、なおかつ我々に理解可能なストーリー性を帯びながら迫ってくるからでしょう。  それでは都市景観や文化遺産あるいは田園風景は、どういう瞬間に「魅力的」に映るのでしょうか。本講義では欧米を舞台とする映画をいくつか取り上げ、そこに描かれる土地や空間が我々に生じさせる「感覚」について考察します。 【持ち物】 筆記用具、スマートフォン  授業では、スマホからQRコードを使ってクイズにも挑戦していただきます。
< 受講生へのメッセージ >
 主として海外の映画をわかりやすく紹介しつつ、楽しみ方のポイントを解説していきます。日本とは異質な文化に根ざしている美意識や価値観の違いを積極的に楽しむ精神を身に付けるとともに、正しい歴史・地理感覚や場所のイメージ(トポグラフィー)を掴んで欲しいと願っています。海外旅行に行ったら役に立つ情報もあるでしょう。
分野文学
期間2025/04/10(木)〜2025/07/17(木)
曜日・時間木曜日 14:40〜16:10
回数15回
講座提供機関杏林大学
会場杏林大学
残席状況
お知らせ持ち物:筆記用具、スマートフォン
備考受付終了 大学正規授業
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2025/04/10(木) 14:40〜16:10
2025/04/17(木) 14:40〜16:10
2025/04/24(木) 14:40〜16:10
2025/05/01(木) 14:40〜16:10
2025/05/08(木) 14:40〜16:10
2025/05/15(木) 14:40〜16:10
2025/05/22(木) 14:40〜16:10
2025/05/29(木) 14:40〜16:10
2025/06/05(木) 14:40〜16:10
2025/06/12(木) 14:40〜16:10
2025/06/19(木) 14:40〜16:10
2025/06/26(木) 14:40〜16:10
2025/07/03(木) 14:40〜16:10
2025/07/10(木) 14:40〜16:10
2025/07/17(木) 14:40〜16:10

【講師紹介】
高木 眞佐子
外国語学部 英語学科 教授 15世紀の英文学を専攻。活版印刷の成立期に関心がある。慶應義塾大学 文学部フランス文学専攻卒業、慶應義塾大学大学院後期博士課程満期退学。映像作品の分野では、翻案・スピンオフを中心とするアダプテーションの問題に興味を持っている。 著書:A New Companion to Malory. Cambridge: Brewer, 2019.( 共著・論文集)    『中世主義を超えて: イギリス中世の発明と受容』2009年.(共著・論文集)    『中世イギリス文学入門ー研究と文献案内』雄松堂,2008年.(共著・翻訳)    『続 剣と愛と―中世ロマニアの文学』中央大学人文科学研究所研究叢書 中央大学出版部,2006年.(共著・論文集)    Malory Debate: Essays on the Texts of _Le Morte Darthur. Cambridge: Brewer, 2000.( 共著・論文集)    「アニメ『円卓の騎士物語燃えろアーサー』と『燃えろアーサー白馬の王子』 : その成立過程と評価」『杏林大学外国語学部紀要』33(2021):83−104.
料金区分受講料
一般 11,000円
学生 5,500円