水文化から都市を読む
〜紛争、治水、水不足が都市を変える〜

講座番号: 10-10

< 講座概要 >
日本は水が豊かな国と言われています。「21世紀は水の世紀」と言われる世界では恵まれた国と言えます。しかし、現代の私達が享受している水の生活環境ができあがるまでには、先人の知恵と技術の積み重ねがありました。私達はそれを歴史上の話と思っているかもしれません。 しかし、そうではありません。なぜある都市が急に発展したのか?なぜこの都市は魅力的なのか?この背景には水紛争、水害を防ぐ治水、水不足といった問題への対応の差があります。水文化がわからないと現代都市はわからないのです。 本講座では二回に分けて、水文化について説明します。 第1回 水文化から都市を読む―シンガポール、オランダ、多摩の水文化は何が違うか?   第2回 東京都水道文化史―後藤新平と鈴木俊一が直面した郊外化とは?
< 受講生へのメッセージ >
水は農業、工業、上水道、下水道、発電、森林、漁業など異なる分野毎にこれまでは説明されてきましたが、本講義では都市を軸に、総合的な水文化を紹介したいと思います。水がわかれば、世界の見方が変わります。そのことを実感していただきたいと思います。
分野文化
期間2019/10/05(土)〜2019/10/12(土)
曜日・時間土曜日 13:30〜15:00
回数2回
講座提供機関多摩大学
会場第3・4セミナー室
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2019/10/05(土) 13:30〜15:00
2019/10/12(土) 13:30〜15:00

【講師紹介】
中庭 光彦
経営情報学部・事業構想学科 教授 1962年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士課程退学。専門は地域政策論、観光まちづくり、水文化。主な著書に『コミュニティ3.0』(水曜社、2017)、『10年後の水文化を予測するためのツールブック』(ミツカン水の文化センター、2014、企画・監修)、『オーラルヒストリー・多摩ニュータウン』(中央大学出版部、2010、共編著)他。
料金区分受講料
一般 2,000円
学生 1,000円